NFTチャリティーにて4億7千万円で落札されたあの柴犬

16歳雌の元保護犬である柴犬かぼすちゃんは、時としてインターネットに旋風を巻き起こします――

ソファーの上に座り、何か言いたそうな表情でこちらを見る写真――2010年2月にブログで公開された写真は、海外の掲示板サイトでインターネットミームとして大流行しました。
一連のミームにちなんで作られた仮想通貨がドージコイン(DOGE)です。

このかぼすちゃんの写真データはNFT(非代替性トークン)のチャリティーオークションに出品され、1,696.9ETH(4億7,000万円)で落札されました。
出品のきっかけは、飼い主の名を騙ったアカウントが作られたり、海外から共同でNFTを作ろうと呼び掛けるメールが届いたりして、放っておくと詐欺が横行する可能性が懸念されたことです。
実際、飼い主が関与していないNFTが、複数のオークションサイトで売買されています。
想像を超えた高額落札となったことに飼い主は嬉しさより恐ろしさを感じたものの、子供の教育や権利を支援する団体などに寄付するという道筋をあらかじめ定めていたこともあって、落ち着きを取り戻したそうです。

Twitterを買収するイーロン・マスク氏は、決済手段ドージコインも加えるべきだと主張しています。
ならば、今後もインターネット上でかぼすちゃん旋風が巻き起こるかも知れませんね。

【Bizプレミアム】柴犬の写真「Doge」4.7億円で落札 NFTチャリティーで"なりすまし"に対抗
インターネットの世界で「Doge」(ドージ)の名で親しまれる柴犬、かぼすちゃん(15歳、メス)の写真データがNFT(非代替性トークン)のチャリティーオークションに出品され、4億円以上の値で落札された。...



『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。https://bclj.info/