エルミタージュ美術館がダ・ヴィンチやゴッホをNFT販売

世界3大美術館に数えられるロシアのエルミタージュ美術館NFT(非代替性トークン)を販売し、4,800万円の売り上げを記録しました。

エルミタージュ美術館は取引所バイナンスと提携し、所蔵するダ・ヴィンチの「リッタの聖母」、ジョルジョーネの「ユディト」、ゴッホの「ライラックの木」、カンディンスキーの「コンポジションVI」、モネの「モンジュロンの庭の片隅」の5作品のデジタル版を作成してオークションにかけました。
美術館のピオトロフスキー館長の署名が日付などと共にブロックチェーンに記録されています。

オークションは1万バイナンスドル(BUSD、米ドルと等価)から始まり、「リッタの聖母」は1,700万円、そのほかの作品も600万~800万円で落札されました。
多額の収入を得たわけですが、今回は財源確保が目的ではなく、芸術作品のデジタル化が世界でどう受け止められるかの研究のためです。
「新技術、特にブロックチェーンは、所有とその保証を中心としたアート市場の発展に新たな章を開いている。
これは、人とお金、人と物の関係を発展させる重要な段階だ。」
~ピオトロフスキー館長

NFTとして手に入るのはデジタル複製版ですので、絵そのものの所有者になれるわけではないのですが、あのエルミタージュ美術館と繋がれるという価値は高いですよね!

今秋にエルミタージュ美術館ではNFT展覧会が開催されるのですが、もちろん今回の作品も展示予定です。

ダ・ヴィンチやゴッホの名画をNFTに。エルミタージュ美術館のNFTプロジェクトが目指すものとは?

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