中央アフリカがビットコインを法定通貨に、世界で2例目

中央アフリカが、ビットコイン(BTC)を法定通貨とする法案を可決しました。
ビットコイン法定通貨化は、エルサルバドルに続き2ヵ国目です。

ビットコイン法定通貨とすることは、海外からの送金する際に掛かる手数料や時間を減らせる一方、変動幅が大きいため法定通貨に不向きであるとの指摘もあります。
ナムシオ大統領首席補佐官は、同国を最も大胆で先見性のある国にすることが目的であると述べていますが、具体的な政策への言及がないのが気になります。
言ってみただけ――?

従来の法定通貨の信用が低く変動や暴落が続いている発展途上国にとっては、ビットコイン導入は改善する手段となり得るかも知れません。
ただ、中央アフリカではユーロに固定されたCFAフラン(セーファーフラン)を使ってますから、その利点はないんですよね。

CFAフランを使っている14ヵ国のうち西アフリカの8ヵ国は2027年に自分たちの共通通貨エコに移行する予定ですから、中央アフリカも独自の方法で旧宗主国であるフランス経済からの脱却を目指しているのかも知れません。

中央アフリカ共和国、ビットコインを法定通貨に採用へ=報道

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