NFT盗難・詐欺が急増、コミュニティの力で逆襲した例も

非代替性トークン(NFT)の取引件数・金額の増加に比例して、盗難や詐欺も急増しています。
そんな中、盗難犯を詐欺にかけるのに成功した例も――

クロスチェーンゲームの開発スタジオUncharted NFTのDiscord(ディスコード)チャンネルがハッキングされ、高価な希少品3個を含む25個の「World of Solana(WOS)」NFTが盗まれました。

WOSチームはコレクションの開発パートナーに連絡を取り、盗難に遭ったNFTの権利料(ロイヤリティ)を標準の5%から98%引き上げました。
そしてコミュニティでソラナのNFTマーケットプレイスMagicEden(マジックエデン)を監視し、2日で15個のNFTを買い戻すことに成功しました。
更に残りの10個は、オークションの最後の瞬間に競り落とす手法「スナイピング」を用いるスナイパーによって回収されました。

NFT市場全体では、既に何度も億単位の盗難被害が発生しています。
盛り上がって人気が高まっているからこそ、セキュリティには十分に気を付けておきたいですね。

ソラナコミュニティが盗難に遭ったNFTを取り戻し、ハッカーに逆襲
非代替性トークン(NFT)ブームが最高潮の頃、NFTを騙し取られるトレーダーの話は珍しいものではなかった。だが、今回の事件は興味深い。ソラナのコミュニティが力を合わせて詐欺師を「詐欺にかけ」、盗まれたNFTの一部を取り戻したのだ。...



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