20%を上場企業が採掘するビットコインは中央集権化するか

ビットコイン(BTC)のハッシュレートの5分の1が上場マイニング企業――

ハッシュレートとは、ブロックチェーン上にデータを新しく保存するマイニングの計算速度です。

昨年(2021年)初めには、わずかな上場企業しか存在しませんでしたが、株式を公開するマイニング企業の数が増えたことで現在は合計26社が携わっています。
上場企業は資本へのアクセスがより優れており、非上場の企業よりも速いペースでマイニングの戦力を拡大できることが増加の原動力となりました。
今後、目標ハッシュレートが大幅に増加すると予測されていますから、上場企業の占める割合も増える見込みです。
また、中国での規制が厳しくなったこともあり、世界のハッシュレートの45%が北米のマイナーから生み出されています。

このまま資金力勝負が続くのであれば、ビットコインネットワークが徐々に中央集権的になってしまいます。
世界的なチップ不足とコロナウイルスの流行で高騰していたマイニング機器の価格が落ち着いてきましたから、幅広いマイナーに頑張ってほしいですね。

世界のビットコインハッシュレート、現在は5分の1を上場企業が支配
ビットコイン(BTC)ハッシュレートの総シェアの約5分の1が、現在、上場マイニング企業で占められていることがわかった。...



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