ビットコイン14周年はエネルギーと環境問題に注目

ビットコイン(BTC)が生誕14周年を迎えました。
最初のジェネシスブロックが生成されたのは日本時間1月4日午前3時15分頃、リーマンショック後も中央集権的に管理される伝統金融に対するアンチテーゼを込めての始まりでした。

そんなビットコインですが、今年(2023年)はエネルギーや環境問題で注目されるかも知れません。

昨年は、テラ(LUNA)崩壊大手取引所FTXの破綻など仮想通貨にネガティブなニュースが相次いだことで、ビットコインも価格が低迷しました。
その裏では、再生エネルギー企業Vespeneはごみ埋立地から排出されるメタンガスを燃料にビットコインマイニングを行うことで、CO2排出量をマイナスにする先駆的なプロジェクトを始め、今も継続しています。
また、ツイッターの元CEOドーシー氏が率いるデジタル決済企業Block(ブロック)などから投資を受けるアフリカのマイニング業者Gridless(グリッドレス)は、今年、マラウイ水力発電を使ったマイニング施設、西アフリカ太陽光発電によるマイニング施設を開設する予定です。

ビットコインライトニングネットワークを利用して、グローバルなエネルギーの有効活用を促進するプロジェクトもスタートしており、電力を浪費する象徴というイメージは過去のものとなる――ビットコインの14周年は、そんな年になるかも知れませんね。

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