Web3で1歩先を行くナイキ、現実と仮想を繋ぐスニーカー

Web3を見据えた企業の取り組みが活性化する中、1歩先んじているのがアメリカのスポーツ用品メーカー・ナイキ(Nike)です。

プロジェクト「Cryptokicks iRL」は、スニーカーのNFT(非代替性トークン)を販売し、後にNFTにひも付けられた実物のスニーカーを受け取れるという取り組みです。
スニーカーにはNFC(近距離無線通信)チップが埋め込まれていて、スマホで固有のIDをスマホで確認できるほか、ペアリングすることでスニーカーに付いた照明をコントロールしたり自動ひも結び機能を利用したりすることが可能になります。
1万9,000足が販売される予定で、NFTの販売は既に始まっています。

また、web3プラットフォーム「.Swoosh(ドットスウッシュ)」で販売されるバーチャルシューズNFTには、実物の販売時にプレオーダーできる・デザイナーとチャットできる・ゲーム内でバーチャルシューズを使用できるなどの権利が付与される計画です。

NFTというとデジタルアートという形態が一般的で保有者が得られる価値もキャピタルゲインに限定されていましたが、ナイキのNFTは現実・可能の双方で機能・価値を体感できることを重視しているようですね。

スニーカーのNFTといえば、歩いて稼ぐゲーム「STEPN(ステップン)」が有名ですが、NFTにひも付く実物のスニーカーが登場することで、このMove to Earnというジャンルにも新しい形態が生まれるかも知れません。

スニーカーとNFTは相性が抜群? web3で先行するナイキ、新たにプラットフォームをローンチ。バーチャルとリアルが交差する空間構築 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア
「クリプトの冬」と呼ばれる状態が依然続いているが、大手企業によるweb3の取り組み/投資は活発化の様相だ。 最近の事例としては、 ポルシェ が11月29日に明らかにしたNFTプロジェクトが挙げられる。...



『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。https://bclj.info/