英国中銀総裁、ビットコインに本質的価値はない?

――ビットコイン(BTC)に本質的な価値はありますか?ありませんか?

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行のベイリー総裁は、イギリス国民との質疑応答の中で「ビットコインが本質的価値と呼ばれるものを持っているとは言いがたい」と発言しました。
人々が望んでいるという意味では外から付与された価値はあるかも知れないとしつつ、高いボラティリティを考慮する必要があり、支払いに使用している人々に非常に大きな不安を与えているという意見です。

これに対しては当然、異論もあります。
日本からもTwitterで以下のような反論がありました。
「本質的価値、あると思いませんか?
・10年以上一度も止まらず改ざんされない最古の台帳
・人間の判断に頼らない新規発行プログラム
・全ステークホルダーを合理的に働かせるシステム設計
・質量のない価値保存能力
・モノとの交換ができる」
仮想通貨取引所TAOTAO 仮想NISHIクリプトアナリスト

一方でベイリー総裁は、法定通貨の裏付けがあるステーブルコインについては決済を容易にするなどの有用性があると肯定的な見解を示しています。
またイングランド銀行も、中央銀行デジタル通貨(CBDC)について、ディスカッションペーパーで民間での利用と決済インフラの両方の面での価値を認めています。

――本質的な価値はありますか?ありませんか?

「ビットコインの本質的価値」に疑問符=英国中銀総裁

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