ブロックチェーン証明書でマンガアートを世界に販売

第1弾のラインナップは「ONE PIECE」、「ベルサイユのばら」、「イノサン」――

国内最大手の出版社・集英社が、漫画の原画を元にしたアート作品を販売する事業「SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE」を開始しました。
紙の作品の原画をデジタルアーカイブで蓄積してきた取り組みが活かされ、作品は美術館でも使われるような保存性の高い紙やインクでプリントされます。
原画がデジタルの場合は、さらに作家が再調整や加筆も行ないます。
1つの作品はそれぞれ5~20枚に限定され、今後、1点のみ制作される描き下ろし作品も発表される予定です。

作品情報や所有者が記録されたブロックチェーン証明書が発行され、譲渡した場合など二次流通以降の来歴も永続的に記録されてゆきます。
ブロックチェーンを用いることで、作家と版元の真正性を保証し続けられるわけですね。
注目を集めるデジタルアート作品のNFT(ノンファンジブルトークン)と同じように、こちらもアート作品の流通と価値化にブロックチェーンを利用します。

デジタル世界に国境はありませんから、このSHUEISHA MANGA-ART HERITAGEも販売対象は全世界です。
世界にというか、フランス狙いっぽい第1弾のラインナップですけどね……。
まずは、芸術の都パリでアート革命です!
(この革命が成功しても、マリー・アントワネットは処刑されません。)

集英社、「マンガアート」世界販売。ブロックチェーンで来歴記録

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