住民全員にビットコイン配布を計画、米ミズーリ州の市長

「街のすべての世帯がビットコインを受け取ることを望んでいる。」
~クールバレー市スチュワート市長

うらやましい話ですが――
アメリカ中西部のミズーリ州クールバレー市では、人口1,500人の住民全員に11万円分のビットコイン(BTC)を配る計画を立てています。

配布方法やスケジュールについての詳細は明らかになっていませんが、今年(2021年)中の実施を目安とします。
仮想通貨に興味を持つか、興味を持っていても実際に使うか――これは、最初のきっかけがあるかが大きいと思います。
今回の場合は、周りの人全員が同時に所有者になる、という環境も得られますしね。

市長は、配布に伴ってビットコインの使い方や安全な保管方法についての知識も住民に提供する考えも示しています。
ただし、すぐに売ってしまって後悔しないよう、5年間は保有し続けることを要求する可能性もほのめかしています。
5年間お預け――!?

1,500人に配るということは、必要な経費は1億6,000万円にもなります。
投資家からの寄付が主だった原資となるようですが、新型コロナウィルス対策の経済支援金を活用する可能性にも触れています。
それはさすがに目的が違いますから、バラマキのために流用したと仮想通貨の印象をむしろ悪化させてしまうように思うのですが……。

市と仮想通貨のイメージ向上という点では、都市コインの発行を活用したマイアミ市の方が鮮やかです。

米ミズーリ州の市長、1500人の住民にビットコイン配布を計画

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。https://bclj.info/