日本のメタバース発展へ、仮想の街づくりガイドライン策定

その街が活性化するためには、ルールが必要――
メタバースでの街づくりのルールを整備したガイドラインが公開されました。

「バーチャルシティガイドライン」は、KDDI・東急・みずほリサーチ&テクノロジーズ・渋谷未来デザインで組織されたバーチャルシティコンソーシアムにより、自治体やメタバース関連事業者が仮想空間上に都市を再現する際に参考にできるものとして作られました。
リエーターエコノミーの活性化・ユーザー生成コンテンツの著作権アバターの保護・肖像権・パブリシティ権・バーチャルプロパティといったメタバースで生じる課題と、都市の景観の再現性や改変・公共性の考え方・実在都市との連携・商流の整理といった都市と連動で生じる課題が取り上げられています。

今後、メタバースを活用する人や活用方法は、もっと広がりそうです。
そうして、そこに経済圏が生まれるなら、社会性や公共性も必要になります。

ガイドラインは、日本がメタバース業界で発展していくために整理すべき課題をまとめたもので、今後1年で提起した課題へ具体的な提言ができるまでに高められていく予定です。
このガイドラインの存在が、世界へのアドバンテージとなるかも知れませんね。

KDDIら、メタバース発展に向けたバーチャルシティガイドライン--課題提起を目的に

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