2018-01-01から1年間の記事一覧

仮想通貨は今後も存続、通貨ではなく商品=エラリアン氏

アリアンツの首席経済アドバイザーのモハメド・エラリアン氏によると、仮想通貨は今後も値下がりが続いているが、機関投資家の参入が増えより広く受け入れられるようになるとコメントしています。 また、仮想通貨はお金の代替えにはならず、通貨ではなく、商…

力強さに欠けるビットコインと対象的なライトコイン

ビットコインの相場は力強さにかけ、1日足上で見ると、未だにRSI(「価格が上がる力」「価格が下がる力」がどのくらい強いかを見る指標)は10%台と低い水準にあります。 他のメジャーコインもビットコインに歩調を合わせる中、ライトコインはなぜか堅調に上…

仮想通貨のICO、一般向け制限へ 金融庁検討

今回の金融庁研究会で、金融庁はICOを禁止するのではなく、詐欺的事案が多いこと等を踏まえ、利用者保護や適性な取引の確保を図っていくことが適当としています。 また、仮想通貨を3つに分類 1,発行者が存在しない仮想通貨(資金決済法の規制範囲) 2,発…

仮想通貨トレーディング企業幹部「ビットコインは3000ドルで底打ち」

今朝の仮想通貨相場はビットコインで44万円台を回復し、他の仮想通貨も全面高となっています。 雰囲気的には折り返した感も感じるのですが、ジェネシス・トレーディングのモロ氏によると、ビットコインは3000ドル(約34万円)で底を打つ可能性があると語って…

5000万ドル以上調達のICOプロジェクト、12件が未だ開始されず

ICOプロジェクトの中で日本円で約56億円以上調達できたICOは、調達に成功したICOプロジェクトと言っていいと思いますが、BitMex仮想通貨取引所のヘイズ氏によると、そのICOプロジェクトのうちテレグラムやFilecoinなど、12件以上のプロジェクトが未だにロー…

中国の仮想通貨マイニング業者、市場急落でマイニング装置を「キロ売り」

仮想通貨の大幅下落で、マイニング業者の収益が赤字になるのは、先日記事にさせてもらったのですが、中国のマイニング業者はコストの赤字部分を埋める目的で、Antminer S7やAntminer T9など古いモデルのボードを、販売されていた価格の約5%程度で売り出して…

分裂した仮想通貨Bitcoin Cash騒動、空ブロックを掘ることで相手をつぶすとマイニングプールSharkPoolが宣戦布告

現在仮想通貨市場で起きている問題は、相場の下落に大きな影響を与えています。 その大きな要因と言われているのがビットコインキャッシュのハードフォークです。 仮想通貨ビットコインキャッシュはハードフォークによって「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」の…

国税庁「仮想通貨関係FAQ」の公表について

あと1ヶ月もすれば年末、そろそろ確定申告の時期になって来ました。 昨年の仮想通貨での税申告はわかりにくく、苦労された方もいらっしゃるのではないかと思います。 そんな中、国税庁が仮想通貨関係の税申告の簡便化に役立ててほしいと、申告に必要な所得金…

仮想通貨売りに終わり見えず、ビットコインは4000ドル接近

仮想通貨相場は下落しています。 仮想通貨と言えば、ビットコインと言われるくらいなので、どうしてもビットコインを通じて、全体をみてしまうことがあるかと思います。 金融業界ではブロックチェーン技術は評価され、リップルを使った国際送金はすでに始ま…

7月〜9月のICOは「全体的に絶望的」=ICO調査レポート

7月〜9月のICOプロジェクトは597ありますが、4月〜6月の調達金額9350億円に比べ、2030億円の48%減と大幅に下がった。 また、7月〜9月ではICOプロジェクトの57%は1120万円以上を調達できなかった。 原因は米証券取引委員会(SEC)が6月にビットコインは証券…

仮想通貨モネロで移民を支援! 専用アプリによるマイニングで資金提供 米当局に拘留中の移民の保釈金に

米国では移民の子供を20日間以上収容してはならないという裁判所の判断がありますが、不法移民摘発「ゼロ・トレランス(寛容ゼロ)」政策により、親と引き裂かれ別の施設に移される子供が2500人以上いるとされています。 そんな中、仮想通貨モネロをマイニン…

エネルギービジネスとブロックチェーン #1 電力システム改革とUber/Airbnb

ブロックチェーン技術の普及による分散型社会の到来といわれていますが、電力エネルギーシステムはブロックチェーンとの親和性の高さから、他の分野よりも進んでいます。 なぜ、電力システムはブロックチェーン技術の取り組みは進んでいるのか ・送電分離 ・…

Binanceは分散型社会のAppleになれるか

近未来の予測は1部の人のライフスタイルに現れると言われますが、BinanceのCEO趙氏は住所も銀行口座も持たない人です。 個人ばかりではなく、Binanceも創業から長い間銀行口座を持たなかったたこと踏まえると、銀行口座がなくても、取引ができ会社経営が成り…

Google Play ストアで見つかった偽ウォレットに注意

昨日の投稿ではマネロンに利用される可能性から、金融庁のウォレット提供業者への規制(本人確認の義務付け)検討について、書かせていただく中で、GooglePlayなどアプリ配信側での規制の必要性も触れさせていただきました。 GooglePlayで偽ウォレットが4つ…

仮想通貨の「ウォレット」 提供事業者も法規制 マネロン対策で本人確認など義務化

金融庁は仮想通貨取引所と同じようにウォレット提供する事業者についても、マネロン対策と資産保護から、本人確認を義務付ける法規制の対象とする案を示しました。 まだ、案の段階ではありますが、マネロン対策の国際組織「金融活動作業部会」(FATF)の…

ブロックチェーンで廃棄プラスチックを仮想通貨に変える「プラスチックバンク」

H&Mジャパンが、プラスチック製のレジ袋を紙袋に替え有料化し、その原価を除いた額を、自然環境保護団体WWFジャパンに寄付すると発表したニュースを、目にした人もいるかと思います。 企業による「脱プラ」の流れが起こっていますが、仮想通貨による「…

SOMPOホールディングス、BTC Africa社と国際送金サービスのデジタル化で業務提携

ブロックチェーンや仮想通貨の情報において、日本のような経済に進んだ国にいるせいか、今までのように、アメリカを始めとする経済大国の動向に目を奪われがちになっています。 しかし、仮想通貨を軸としたブロックチェーン技術は、経済的に進んだ国よりも、…

イーサリアムのジョセフ・ルービン氏、ブロックチェーンの発展はウェブよりも「少し時間がかかる」

Web3.0は集中的にデータを特定の企業が管理する仕組みではなく、ブロックチェーンの仕組みに個人がデータを預けることが出来るため、非中央集権的な管理が可能と言われています。 また、ブロックチェーン技術は分散化されているので、障害やセキュリティにも…

Bitcoin Cash「2018年11月ハードフォーク」対立と各仮想通貨交換所の対応方針まとめ

16日未明に行われる予定のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークですが、5月15日に行われたソフトフォークのように、すんなりとは行かないようです(T_T) ビットコインキャッシュは年2回のソフトフォークを繰り返し、アップグレードすることで過去の…

これはすごい!史上最大規模142億円相当のステラ(XLM)のAirdrop

仮想通貨ウォレットプロバイダBlockchain.comがユーザに総額1億2500万ドル(約142億円)相当のXLMを配布します。 Blockchainは2011年にサービスインした仮想通貨ウォレットプロバイダで、現時点で3000万近いウォレット発行数し、140カ国の国々でサービスの提…

ブロックチェーンアナリティクスとキャッシュレス社会

日本社会がキャッシュレス社会が進まない理由に、現金でないと「お金を使いすぎてしまう」という不安があります。 確かにキャッシュレスだと、あといくら使えるのかがわかりにくいのはあると思います。 ブロックチェーンは取引履歴がすべて台帳として記録さ…

博報堂、HAKUHODO Blockchain Initiativeが「トークンコミュニティ・アナライザー」を開発

ICO研究室でもエアドロップ情報を掲載している「エアドロマニア」において、コミュニティ指数を出していますが、ICOやトークンエコノミーにおいてコミュニティは重要で、ビットコイン、イーサリアムなどを始めとするメジャーコインと呼ばれるものは、優れた…

ブロックチェーン先進国スイスに見るスタートアップ4社のビジネスモデル

日本でもブロックチェーンによるスタートアップが増えてきていますね。 スイスは国を挙げてブロックチェーンのグローバル・ハブになろうとしてるブロックチェーンの先進国のユニークなスタートアップを紹介しています。 スイスはブロックチェーンに関する法…

ロシア中銀による「仮想通貨版ルーブル」発行を検討 議会要人が発言 初の官製ステーブルコインなるか

仮想通貨は決済にはほとんど使われていないため、資産としての価値は認められつつありますが、通貨とは言えない状況です。 仮想通貨が決済で使われるようになると、クレジットカードよりも手数料が安く、電子マネーよりもグローバル市場でのスピーディな取扱…

「経営者さえいらない会社」の足音が聞こえる〜ブロックチェーンが組織と個人にもたらす変化とは

ブロックチェーンという言葉を、聞いたことがない人は少なくなって来たように思います。 これからはインターネットが社会の基盤としていたるところに浸透したように、どうブロックチェーンを使っていくかを、国、自治体、企業、多くの人の経験やバックボーン…

分散取引所(DEX)の未来ををIDEXの規制当局対応で考えて見た

分散取引所の最大のメリットは、一般的な仮想通貨取引所のような中央集権的な形ではなく、非中央集権的でありため、セキュリティに強く、サーバダウンに対する対策コストも安く構築出来るところにあります。 KYC(個人情報本人確認)も、仮想通貨も収集しな…

仮想通貨による資金調達「ICO」、全面禁止は見送り 金融庁

日本のICO規制を検討する金融庁の研究会が、1日に行われ中国や韓国のように全面的に禁止するのではなく、法改正などで規制しながら、ベンチャー企業などの新たな資金調達手段として活用できるようにすることに合意しました。 今後、規制の詳細な枠組みを議論…

ICO詐欺を防ぐリバーシブルICO(RICO)の可能性

新しい技術やサービスをトークンを用いて、今までにない資金調達法であるICOは、詐欺による被害のため、この半年で急激に調達額が小さくなっています。 仕組みとしては柔軟性も高く、優れている部分もあるため、法による規制やサンドボックスと呼ばれるコー…

ICOに代わる資金調達手段「ILP」とは何か?

ILPはICOのような投資向けトークン発行による資金調達ではなく、フューチャー・ローン・アクセス・トークン(FLAT)の仕組みを持った、トークンによる借り入れ契約を結ぶ方法で、資金の借り入れを行なう。 ICOはアイデア1つで新しい技術やサービスを世に出…

【ホワイトペーパーを読み解こう!】交流会を開催致しました。

皆さんこんにちは。 10/25のことですが、CCIF(仮想通貨インキュベーションフォーラム)を主催として 「ホワイトペーパーを読み解こう」という趣旨の交流会&セミナーを開催致しました。 目標は「ホワイトペーパーに何が書いてあるかざっくり理解しよう」と…