2020-01-01から1年間の記事一覧
ロビンフッドはご存じでしょうか。 中世イングランドの伝説上の義賊であり、弓の名手です。 今回はそのロビンフッドについて...ではなく、現代のロビンフッドについて、ご紹介していこうと思います。 コロナ禍で世界的に外出自粛をせざるを得なくなり、日本…
アメリカの中央情報局(CIA)が、新たな研究開発部門「CIAラボ」を設立しました。 ブロックチェーン技術も研究対象です。 これまで連邦捜査局(FBI)、内国歳入庁(IRS)、麻薬取締局(DEA)がブロックチェーンや仮想通貨の追跡ツールを外部企業と開発してき…
アメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院したことを受けて、大統領の健康状態と連動する仮想通貨が登場しました。 その名も「Donald Trump Health Token(ドナルドトランプヘルストークン)」――。 今、人気の分散型取引所(DEX)Uniswap…
仮想通貨取引所も資金の送金や調達に銀行などを利用します。 しかしサービスに制限は多く、仮想通貨関連企業にはサービスを提供しない銀行も多数あります。 どうすれば、この状況を変えることができるのでしょうか。 ――いっそ、取引所が銀行も設立してしまえ…
分散型金融(DeFi)での需要によって、米ドルとペッグしたステーブルコインであるテザー(USDT)の発行総額が、遂に150億ドルを突破しました。 年初から4倍増です! テザーの価格は、なぜ安定しているのでしょうか。 ステーブルコインだから当たり前? そう…
アメリカ政府による制裁が重くのしかかるイランでは、月間インフレ率が30%を記録するなど経済状況が深刻化しています。 どうしましょう? ――マイニングをしましょう! キーシュ経済特区は観光産業に力を入れており、入国ビザなしで外国人観光客を受け入れ、…
秋分を過ぎて、そろそろ次のブロックチェーンの季節ですね――なんていう挨拶が中国で生まれるかも知れません。 ブロックチェーン技術の追跡可能性(トレーサビリティ)や効率性のメリットは享受したい、しかし分散化や仮想通貨による取引は必要ない……、ならば…
TikTokを巡る争いや総領事館の閉鎖など、中国とアメリカの対立が鮮明になっています。 世界初の正式な中央銀行デジタル通貨(CBDC)は試験運用が進んでいるデジタル人民元になるとの見方が強いですが、ドルの覇権を崩すために開発された――のではなく、やるし…
ゴールド、仮想通貨の次はウイスキーです。 酔っぱらっているわけではありません。 蒸留所から上質なバーボンウイスキーを樽ごと購入し、その資産をブロックチェーン上でトークン化することで投資家からの出資を可能にするファンドが生まれました。 一般的な…
――それはバイナンスだろ! そうツッコみたくなるのは、金融活動作業部会(FATF)がまとめた、仮想通貨に関する不正行為を特定しやすくする「レッドフラッグ(警戒すべき兆候)」の報告書です。 若いユーザーや高齢のユーザーがアカウント開設後すぐに多額の…
――ブロックチェーン技術の特許を最も多く持っている企業は? IBMです。 しかし、年内にもアリババグループ(阿里巴巴/Alibaba)が首位になる見込みです。 フロントランナーとしての存在感を強めていますね。 でも、ブロックチェーンの発展にとっては、いいこ…
分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)が、トークン1億5千万UNI(配布開始時で約630億円)をエアドロップ(無料配布)しました。 ……ろ、630億円!? この配布では、Uniswapを利用したことがあるユーザー全員に、一律400UNI(約17万円)が付与されました。 ………
大手軍需産業レイセオン・テクノロジー傘下のBBN Technologies(BBNテクノロジーズ)が、アメリカの空軍研究所(AFRL)と約50万ドル(5,300万円)のブロックチェーン技術に関連する契約を結びました。 契約名は「空軍指揮統制における分散型台帳技術の適用可…
タイの中央銀行が、ブロックチェーンを活用したプラットフォーム上で500億バーツ(1,700億円)相当の政府貯蓄債券を販売しました。 債権は、わずか1週間で完売しました。 中央銀行であるタイ銀行の他に、公債管理局(PDMO)など8つの機関もプロジェクトに協…
中国の深セン(Shenzhen)経済特区が設立されてから、今年でちょうど40年です。 40年の間、年平均20%を超える成長を続け、人口は43倍、GDPは1万4千倍になりました。 今では、毎秒8万5,000元(約132万円)を生み出すイノベーション都市です。 ファーウェイ(…
南米アルゼンチンの移民局が、ランサムウェア攻撃を受けて機能不全に陥り、4時間にわたって国境の通過を停止しました。 今回のランサムウェア「Netwalker」は、盗み出した情報を暗号化によってロックし、解除のために身代金を要求するというものです。 ハッ…
仮想通貨への投資の目的が、短期的な利益から中長期の運用へと変化しています。 仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)が、日本で今年上半期に口座を開設した人に行ったアンケート調査の結果を公表しました。 資産の運用期間に関わる回答では、「短期…
ロシア連邦金融監視サービス(FMS)が、人工知能を活用して仮想通貨取引を追跡するツールを開発しています。 資金洗浄やテロ資金調達などへの対処が目的で、犯罪への関与が疑われる取引を追跡して、取引の匿名性の一部を取り除くことができるとしています。 …
SBIホールディングスが、デジタル証券(セキュリティトークン)向けの取引所の大阪・神戸地区への設立を目指しています。 同地区を中心としたスマートシティを誕生させ、次世代金融のハブとなる国際金融センターへと発展させる構想の一環です。 国際金融セン…
中国で2020年にブロックチェーンで発展した都市のランキングが発表され、北京・深セン・上海・杭州の4都市が上位に並びました。 このランキングは、「2020年中国国際サービス貿易交易会」の分科会で「ブロックチェーン都市イノベーション発展指数」として報…
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2強に次ぐ、仮想通貨の3位を巡る争いが激しさを増しています。 リップル(XRP)とステーブルコインのテザー(USDT)は、時価総額で抜きつ抜かれつを繰り返しています。 テザーは2020年5月にリップルを抜いて初め…
ビットコイン(BTC)のATMは全世界で増え続けており、現在、約9,000台あります。 最も多いのはアメリカで、カナダとイギリスがそれに続きます。 50台以上が設置されている国は、他にはオーストリア、スイス、スペイン、ドイツ、チェコ、ポーランド、イタリア…
9月25日から京畿(キョンギ)映画学校連盟が主催する映画祭「京畿学生映画祭(Gyeonggi Film School Festival)」が始まります。 京畿映画学校連盟には韓国の大学・高校に加えて、日本・中国・台湾・香港などの大学も参加しています。 今年は新型コロナウイ…
中国では、中国人民銀行(中央銀行)発行のデジタル通貨・電子決済プロジェクト(デジタル人民元/DCEP)の試験運用が既に始まっています。 東南部にある蘇州市では、公務員の給与の一部がデジタル人民元で支給されました。 2020年4月には、デジタル人民元に…
51%攻撃とは、仮想通貨のマイニング市場で計算処理能力の51%以上を支配し、不正な取引を正当化したり正当な取引を拒否したりすることです。 仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)は、2020年8月の1ヵ月間に3回の51%攻撃を受けました。 イーサリアムクラシ…
LINEの仮想通貨やブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社とLINE TECH PLUS PTE. LTD.が、ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」と仮想通貨ウォレット「BITMAX Wallet」の提供を開始しました。 LINE Blockchai…
空気や水の流れを作って乗り物や建物などへの影響をシミュレーションするのが「風洞(ふうどう)」や「造波装置」です。 こうした装置は、製品の設計やテストを行う際に欠かせないものですが、設置したり動かしたりするためには場所もコストも必要になるため…
世界最大手のコーヒーチェーン店スターバックスは、マイクロソフト社と提携してブロックチェーンによるコーヒー豆サプライチェーンの追跡に取り組んできました。 このシステムを一般消費者も利用できるようになりました。 アメリカのスターバックス店舗で販…
みずほ銀行は、2021年1月以降に70歳未満の人が新たに口座を作って紙の通帳の発行を希望する場合に手数料1,100円を取ると発表しました。 1年間以上記帳取引のない口座も、自動的にオンラインの「みずほe-口座」に変更されます。 企業が決済に使う手形などの用…
2018年1月に仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)から580億円分の仮想通貨ネム(XEM)が流出した事件で、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)罪に問われて公判中の被告が所有するネムとビットコイン(BTC)35万円分について、東京地裁が没収保全命令を…